高血圧や糖尿病などの病気は怖いとか、動脈硬化になるとはよく聞くけれど、いずれも自覚症状がほとんどないため、実感がわかないという方も多いと思います。しかし、生活習慣病は長い年月をかけて血管の壁を少しずつ傷つけて、ゴツゴツした固い血管に変化してゆく（動脈硬化）ため、決して放置してはいけません。脳卒中や心筋梗塞、認知症などの病気は、生活習慣と密接にかかわって発症してきます。大切なのは、合併症が起こってからではなくて、合併症が生じる前、あるいは合併症が起こってしまってもできるだけ早い時期から、生活習慣の改善や治療に取り組んでいく必要があるということです。
　当院では、血管年齢を若く保って合併症を起こさないこと（一次予防）、合併症が起こってしまっても再発を起こさないこと（二次予防）を目標に、それぞれの患者様のライフスタイルに合わせて、治療に取り組んでまいります。
　「検診結果について詳しい説明が聞きたい」「薬を飲んだ場合の副作用が心配」など、生活習慣病に関して、ご心配なこと、ご相談になりたいことがございましたら、当院にお気軽にご相談ください。