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認知症

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こんな症状でお困りではありませんか

こんな症状でお困りではありませんか

 ついさっき言ったことを忘れる、一日中ボーっとして過ごす、おかしな行動が増えたなどの症状でお困りではありませんか。以下のような症状があれば、認知症かもしれません。

ボーッとしていることが増えた
時間や場所の感覚が不正確になった
日課や家事をしなくなった
身なりを気にしなくなった(着替えない・清潔でなくなった)
服薬がきちんとできなくなった
ささいなことでも怒り出す
同じことを何度も言ったり聞いたりする
物の名前が出てこず「あれ」「これ」「それ」で喋る
物の置き忘れや 蛇口の締め忘れが目立つ
ずっとやってきた仕事や料理のやり方を間違える
小銭での支払いができない
財布を盗まれたという
行き慣れた場所 なのに迷う
人や虫など実際にないものが見える
他人に迷惑をかけても反省しなくなった

このような症状があらわれた場合は 認知症の可能性があります

認知症とは

認知症とは

 年齢を重ねるごとに、物をどこに置いたか分からない、人の名前がすぐに出てこない、といった症状が出ることが増えてきますが、これは誰にでもある「老化による物忘れ(正常の物忘れ)」です。これは年齢とともに脳の神経細胞がだんだんと減少してくる影響で生じる避けられない「老化現象」です。
 一方、「認知症」は、脳の神経細胞が通常の老化現象以上に減ってしまうことによって、記憶力・理解力・判断力などが低下して日常生活に何らかの支障を生じるようになったものをいいます。

 

■老化による物忘れと認知症

 「老化による物忘れ」と「認知症」は初期段階では区別がつきにくい場合がありますが、主に以下のような違いがあります。

老化による物忘れ 認知症
物事の一部のみ忘れる 物事が起こったこと自体を忘れる
何を食べたかの一部のみ忘れる 食事を食べたこと自体を忘れる
昔会った人の名前が思い出せない 家族や親しい人の名前が思い出せない
新しい電化製品の操作ができない ずっとやってきた仕事や家事のやり方がわからない
探し物があっても努力して見つけることができる 探し物を誰かが盗ったと言う
初めての行先で道に迷う 行き慣れた場所なのに迷ってしまう
物忘れを自覚している 物忘れを自覚してないことが多い

■うつ病と認知症

 「うつ病」では、記憶力の低下はないのですが、自分の状態に不安を感じて、物事を過大にとらえ過ぎる特徴があるため、正常の物忘れでも自分は認知症でないかと心配になることがよくあります。また、口数が減ったり、趣味や周囲のものごとに関心を失ったりするので、周囲の人から見ても認知症ではないかと疑われる場合があります。
 「うつ病」と「認知症」も初期段階では区別がつきにくい場合がありますが、主に以下のような違いがあります。

うつ病 認知症
気分が落ち込む
何をやっても楽しくない
これらの症状は伴わない
自分のことをダメだと言う
否定的にとらえる
他人のせいにする
むしろ楽観的なことが多い
ぐっすり眠れない 夜に眠らず日中にウトウトする
午前中に気持ちが辛い 夕方になるとイライラ・ソワソワする

認知症の治療

認知症の治療

■中核症状と周辺症状

 認知症症状には、大きく分けて「中核症状」「周辺症状」があり、それぞれ使用する薬や対応の方法が異なります。
 「中核症状」とは、物事を記憶したり、考えて判断するなどの役割を担っている脳の神経細胞が減ることで起こる「思い出せない」「理解や判断ができない」という症状です。 認知症では病気の進行とともに神経細胞が減ってゆくため、中核症状はすべての人にみられ、病気とともに進行していきます。
 一方、「周辺症状」(行動心理症状BPSD:Behavioral and Psycological Symptoms od Dementiaともいいます)」とは、中核症状とも関連して生じる、ささいなことで怒る、大声を出す、暴力をふるう、財布が取られたなどの被害妄想、自宅にいるのに自宅に帰るといってウロウロする(徘徊する)、不安になったり気分が落ち込んだりするなどの症状です。周辺症状は個人差が大きく、すべての人にみられる訳ではありません。しかし、周辺症状があると周囲を巻き込んだ様々なトラブルを引き起こすため、ご本人だけでなくご家族や介護者を悩ます大きな問題となります。

認知症の中核症状に対する治療

●脳を活性化する薬を使用

 中核症状に対しては脳を活性化する薬を使用します。
 私たちの脳の中では神経細胞どうしが様々な種類の「神経伝達物質」をやり取りすることによって、ものを考えたり記憶したりしています。アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の脳の中では、「アセチルコリン」という神経伝達物質が減少していることが知られています。この「アセチルコリン」の分解を防ぐことで脳の活性化を図る薬には、記憶を改善したり、意欲を改善して、認知症の進行を遅らせる効果があることが証明されています。このタイプの薬には、アリセプト、レミニール、リバスタッチの3種類がありますが、それぞれの薬には良い点と悪い点があるので、個々の患者様にどの薬が最も合っているかを見極めながら使用する必要があります。
 またアルツハイマー型認知症の脳の中では、「グルタミン酸」という神経伝達物質が過剰な状態となっていて、神経細胞どうしの連絡がうまくいかなくなっているといわれています。この「グルタミン酸」の過剰な状態を正常に戻すことで脳の活性化を図る薬には、意欲を改善したり、感情を落ち着かせる効果があるといわれています。このタイプの薬には、メマリーがあります。
 脳血管型認知症では、脳梗塞を繰り返すことにより認知症症状が進行していきますので、脳梗塞の再発防止のために、血液をサラサラにする薬(アスピリンやプレタールなど)を使用します。また脳梗塞後の意欲低下に対しては、脳血流改善薬(サアミオンなど)や脳代謝改善薬(シンメトレルなど)を使用する場合があります。
 レビー小体型認知症では、パーキンソン症状(動作がゆっくりになる・小刻み歩行になる)を伴うことが多く、これらの症状をやわらげるためにドーパミン薬を使用します。

認知症の周辺症状に対する治療

●適切なケア

 周辺症状が現れている場合には、認知症の患者様の不安な気持ち、焦りや苛立ちを早い段階で受け止めて対応することが大切です。適切な対応ができる環境づくりをすることによって、周辺症状をやわらげたり悪化するのを未然に防ぐことができることが少なくありません。具体的な対応方法については、「認知症のケア」をご参照ください。

>> 認知症のケア

●周辺症状を落ち着かせる薬

 それでも暴力や徘徊などの異常行動が落ち着かない場合には、気持ちを安定させて落ち着かせる薬(精神安定薬)や睡眠薬を使用します。逆に落ち込んだ様子が続く場合には、抗うつ薬を使用します。 ※レビー小体型認知症の場合には、これらの薬を少量使っただけでも、一日中起きてこなくなる、歩けなくなるなどの副作用が出やすいため、注意しながら使用する必要があります。

日常生活の過ごし方の見直しと生活習慣病の治療

 認知症症状の進行を遅らせるためには、日常生活の過ごし方を見直したり、生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症)の治療をきちんと行うことが大切です。下記の「認知症の早期発見と予防」もご参照ください。

認知症に対するサプリメント

 食習慣や生活習慣の改善にあわせて、認知症に対するサプリメントとして、ポリフェノール(フェルガードなど)や、不飽和脂肪酸(EPA・DHAなど)をご提案させて頂く場合もございます。これらのサプリメントは、アリセプトなどの保険適応薬と違って明確な治療効果が証明されている訳ではありません。しかし認知症の改善効果があるとの報告は多数あり、実際に使ってみると、症状が大きく改善する場合もあるようです。保険適応ではないので「自費」で購入して頂くことになります。

認知症の早期発見と予防

認知症の早期発見と予防

 認知症の発症や症状の進行には日常生活の過ごし方(生活習慣)が影響していることが多く、早期にその兆候に気付けば、これを見直すことによって、発症自体を予防できたり、症状の進行を遅らせることができる場合もあります。
 認知症が進行しつつある場合でも、早期からご家族が認知症の正しい知識を持って適切なケアをしてゆくことで、また必要があれば介護サービスを有効に使うことで、ご本人にとっては尊厳のある生活を送ることに、ご家族にとっては介護負担を減らすことにつながります。

※軽度認知症(MCI)について

 健常者と認知症の中間の段階、つまり、同年代の人と比べて記憶力や判断力に問題はあるが日常生活には支障がない状態のことを、「軽度認知症(MCI:Mild Cognitive Impairment)」と呼びます。この段階では、食生活改善、運動習慣、適切な睡眠習慣、他人との交流、頭を使う趣味を持つなどの取り組みを行うことによって、それ以上の進行を防止できたり、正常の認知状態へ回復できる場合もあるといわれています。

 

認知症になりにくい生活習慣

食習慣 ●野菜や果物(ビタミンC・ビタミンE・βカロチン)をよく食べる
●魚(DHA・EPA)をよく食べる
●動物性脂肪を控える
●塩分を控える
●深酒を控える、赤ワイン(ポリフェノール)を適量飲む
運動習慣 ●週3回以上30分以上の有酸素運動をする、できれば人とのコミュニケーションを取りながら行う(例えば、家族や知人と一緒に散歩する、みんなで集まってラジオ体操する)
●転倒に気をつける(例えば転倒しやすい場所に手すりをつけるなど)
睡眠習慣 ●規則正しい生活をする
●起床後2時間以内に太陽の光を浴びる
●昼寝は30分未満にする
人との交流 ●(できれば家族以外の)人との交流を持つ
●人と会話する時に相手の表情や気持ちに気を配る
●考えを頭の中でまとめて話をするように努める
頭を使う
趣味や役割
●他人に迷惑をかけない範囲で仕事や家事を続ける
●料理を作る、絵画を描く、楽器を弾く、日記をつける、旅行の計画を立てる・旅行に行く
●人とコミニケーションしながら頭を使うゲームを行う(将棋・マージャン・トランプなど)
●服装や髪型など身だしなみを整える、いつも若々しくおしゃれに気をつける
気持ちの
持ち方
●社会のことや周囲のことに興味と好奇心を持つ
●やり慣れたことでなく新しいことにチャレンジする
●くよくよしないで明るい気分で生活する
生活習慣病の
治療
●高血圧・糖尿病・高脂血症があればきちんと治療を行う
●タバコを止める

認知症の治療

認知症の治療

 認知症が現れている患者様の中には、進行を遅らせることができても病気そのものを「治すことが難しい認知症」(アルツハイマー型認知症など)もあれば、病気そのものを大幅に改善することができる「治る認知症」もあります。

治る認知症を見逃さない!

 以下のような原因で「治る認知症」になることがあります。「治る認知症」でもそのまま長期間経過してしまうと、活発でない生活を続けることによって「治すことが難しい認知症」になってしまったり、全身の筋力が低下して寝たきりになってしまう場合もあるため、早期に見極めて、適切な治療を行うことが大切です。
 治る認知症には以下のようなものがあります。

ビタミン欠乏症

 ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸などの栄養素が慢性的に不足すると認知症が出現します。アルコールをたくさん飲まれる方、過去に胃の切除術を受けた方などでよくみられます。もともと認知症で栄養バランスが悪い方にも起こることがあり、数週間のうちに急に認知症が進行します。その場合、ビタミンを薬で補うことによって、認知症が大幅に改善できる場合があります。

甲状腺機能低下症

 甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが少なくなることにより、ボンヤリして反応が鈍くなったり、動作が活発でなくなったり、冷え性になったり、顔や手足がむくむなどの症状が出現しますが、気付かれにくい症状のことが多いため見逃されがちです。この場合、甲状腺ホルモンを薬で補うことによって、認知症が大幅に改善できる場合があります。

慢性硬膜下血腫

 慢性硬膜下血腫とは、頭部の打撲がきっかけとなって、頭蓋骨内部(脳を包む硬膜の下)にゆっくりと血がたまる病気です。このたまった血によって徐々に脳が圧迫されると、数週間かけて認知症や手足の麻痺が出現します。手術によって頭蓋骨に穴をあけて血のかたまりを取り除くと、認知症が大幅に改善できる場合が多いです。

正常圧水頭症

 頭蓋骨と脳とのすき間は水(脳脊髄液)で満たされており、毎日入れ替わっています。正常圧水頭症とは、この脳脊髄液が入れ替わらなくなるために、脳内部の空洞(脳室)に過剰に水がたまってしまう病気です。数ヵ月のうちに徐々に認知症が出現したり、尿失禁するようになったり、足を引きずるような歩き方になるなどの症状が出現します。手術によって脳室に水を抜くための管を設置すると、認知症が大幅に改善できる場合があります。

薬剤の影響

 精神安定薬や抗けいれん薬など、いくつかの薬の中には、量が多すぎると、認知症が出現するものがあります。その場合、これらの薬を減量することによって、認知症が大幅に改善できる場合があります。

脱水症

 高齢の方が脱水症状になると、ボンヤリして反応が鈍くなる場合があります。水分をしっかり飲むように心がけたり、点滴することで改善できる場合が多いです。

感染症

 高齢の方がインフルエンザや肺炎などの感染症を起こすと、ボンヤリして反応が鈍くなる場合があります。治療によって感染症が落ち着けば改善できる場合が多いです。

~様々なタイプの認知症~

 認知症の割合は年齢を重ねるとともに増加し、70~74歳では4%、75~79歳では14%、80~84歳では22%、85歳以上では40%以上が認知症になると言われています。
 認知症の主なタイプには、「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭葉型認知症」があります。このうち、アルツハイマー型認知症が全体の50~60%、脳血管性認知症が20%、レビー小体型認知症が20%、前頭側頭葉型認知症(ピック病)が5~10%です。

 認知症のタイプによって、ダメージを受ける脳の部位が異なり、現れてくる症状が異なります。 また治療方法やケアにおいて気を付ける点も異なるため、ご本人の様子からどのタイプに近いかを見極めることがとても大切です。

 

アルツハイマー型認知症

 アルツハイマー型認知症は、「海馬(脳の中の記憶に関わる領域)」がダメージを受ける(神経細胞の数が減ってしまう)ことが特徴の認知症です。初期の段階では、愛想よくニコニコしていて、一見普通に会話ができますが、記憶障害があり、ついさっきのことを覚えていない、同じ事を何度も言ったり聞いたりする、日時や場所がわからない、物の名前が出てこず「あれ」「それ」で喋るなどの症状が現れます。ご本人は物忘れを自覚していないことが多く、間違った回答をしても「新聞を見ていないから」などと取りつくろったり、自分で考えずに他人に聞こうとするなどの反応がみられるのも特徴です。ずっとやってきた仕事や料理のやり方を間違えるようになった、小銭での支払いができなくなった、行き慣れた場所で迷子になる、財布を盗まれたと言う、などの症状で気付かれることもあります。

脳血管性認知症

 脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血が繰り返し起こることで生じる認知症です。アルツハイマー型認知症と違い、物忘れがあってもそれを自覚していることが多く、考えるスピードはとても遅くなりますが、判断力は比較的しっかりしている場合が多いです。感情がコントロールできない(泣きやすい・怒りっぽい)、歩行バランス障害(転びやすい)、手足の麻痺、言葉のもつれ、尿失禁などの症状を伴いやすいもの特徴です。ご本人が自覚していない脳梗塞によることもあるので、CTやMRIなどの頭部画像検査にて多発性脳梗塞を認めることにより診断します。

レビー小体型認知症

 レビー小体型認知症は、脳の広範囲に「レビー小体」という異常な蛋白質がたまることによって生じる認知症です。目をしっかり覚まさせる神経の働きが失われるるために、ハッキリしている時とボーっとしている時との差が大きくなるのが特徴です。幻視(人や虫など実際にはないものが見える)を伴いやすく、精神的にも不安になりやすい、気分が落ち込むなどの症状がよくみられます。また手足をスムーズに動かす神経の働きが失われることにより、パーキンソン症状(動作がゆっくりになる・小きざみ歩行になる・転びやすい)が現れます。自律神経の働きも弱くなるため、ひどい便秘になる、頻尿になる、起立性低血圧(立ち上がった時に目の前が真っ暗になる)などが現れることがあります。認知症の発症の数年以上前から、真夜中に寝ぼけて大声を出したり周りのものを蹴とばしたりする症状(レム睡眠行動障害)がみられることがあります。
 レビー小体型認知症は、初期には記憶障害が軽度で、良い時と悪い時の波があり、他の症状が中心となることから、家族からも認知症であると気づかれにくく、他の病気と診断されて通院していることも珍しくありません。ある日急にボンヤリして 返事をしなくなったので救急病院にかかったけれども検査をしても全く異常がないとか、誤嚥性肺炎を起こして入院して初めて認知症を指摘されたなどで発見されることが良くあります。 睡眠薬や精神安定薬が効きすぎてしまうのも特徴の一つで、少量使っただけでも一日中起きてこなくなったというエピソードで診断されるケースもしばしば経験します。

前頭側頭葉型認知症(ピック病)

 前頭側頭葉型認知症は、前頭葉がダメージを受けて理性的な行動ができなくなるタイプが多いです。まれに側頭葉にある言語に関わる脳領域がダメージを受けるタイプもあります。
 前者の理性的な行動ができなくなるタイプでは、物忘れは軽度ですが、他人に迷惑をかけても反省せず、常識を無視して自分の思うままの行動をとるようになります。話をしていてもじっと聞いていられず急に立ち上がってどこかへ行こうとする、店の商品を支払を済ませずに出てきてしまう、身なりを気にしなくなるだらしなくなる、話しかけられてもよく考えずに「知らん」と無愛想な返事をする、ささいなことでスイッチが入ったように怒り出すなどの症状がみられます。
 言語の脳領域がダメージを受けるタイプでは、数年以上かけてゆっくりと口数が少なくなっていき、やがて全く喋らなくなり、他人の言葉も理解できなくなります。

認知症のケアについて詳しく説明しています

 

 高齢化社会の進展に伴い、認知症患者は増加傾向にあり、大きな社会問題となっています。
 当院では、まずは「治る認知症」を見逃さないこと、認知症の徴候を早期に発見すること、そして生活習慣の改善や適切な薬物治療を行うことにより、認知症の予防や進行防止に努めてまいります。また治療と合わせて、ご家族や介護者の方に、認知症の患者様と上手な接し方で対応して頂くことにより、患者様の自尊心を傷つけず、深刻な周辺症状を生じさせずに、落ち着いた経過をとることを目指してアプローチしていきます。

 当院では、認知症がご心配な方、認知症の様々な症状でお困りの方を対象に、「物忘れ外来」を設置しております。「もしかして?」「最近ちょっと変かな?」など、ささいなことから発見されることもあります。気がかりなことがございましたら、当院にご相談下さい。

 ご家族の皆様のご心配やご不安の多くは、「どうしたらいいか分からない」「このままでどうなるの?」ということから生まれます。日々の生活の中で、「これでいいのかな?」「こういう時はどうしたらいいのだろう?」と思い悩むこともあるかと思います。そのような困り事を、ぜひご相談頂き、解決策を一緒に考えていきましょう。

※「物忘れ外来」は予約制になっております。予約のない場合でも急な症状でお困りの場合はご相談をお受けいたしますが、初診の場合はゆっくり時間をかけて診察する必要がありますので、できるだけ予約して受診して頂きますようお願いいたします。また診察には、必ずご家族同伴でお越し頂きますようお願いいたします。

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